cabextract は、コマンドライン上で指定された全キャビネットファイルから ファイルを抽出するでしょう。
幾つかのファイルに分割されたマルチパートのキャビネットファイル の場合は、 最初の ファイルのみを cabextract の引数に与えれば、残りのファイルを自動的に検出します。 指定しないキャビネットファイルを cabextract がリストまたは解凍してしまうのを 抑止するには、-s オプションを使用してください。
-d dir ディレクトリ dir に全てのファイルを解凍します。
-f キャビネットファイルを抽出する場合、 問題があった MSZIP ブロックを無視します。 問題があった MSZIP ブロックがあった場合には、 警告メッセージを表示します。
-F pattern シェル・パターン pattern と一致する名前のファイルのみが解凍されます。 非GNU システムにおいては、この一致は、ケースセンシティブです。
-h ヘルプのページを表示し終了します。
-l それらを抽出するのではなく、 指定されたキャビネットファイルの内容を一覧表示します。
-L キャビネットファイルを抽出する場合、 各解凍されたファイル名を小文字として作成する。
-p ファイルは、標準出力に解凍されます。
-q キャビネットファイルを抽出する場合、 エラーと警告メッセージを除き、全てのメッセージを表示しません。
-s 複数のファイルにまたがるキャビネットをリストするか解凍する場合、 コマンドライン上で指定したキャビネット・ファイルのみを使用します。
-t キャビネットの整合性をテストします。ファイルは、解凍されますが、 ディスクまたは標準出力には書かれません。ファイルの解凍に成功した場合には、 ファイルのMD5チェックサムが表示されます。
-v コマンドラインから、単独で指定された場合は、 cabextract のバージョン番号を表示して終了します。 キャビネットファイルのリストを与えた場合は、 キャビネットファイルの内容を一覧表示します。